色々やってみる日記

粘土フィギュアの製作ログ、うつや不安症の話、論文執筆やResearch Studentのあれこれについて。

うつと抗うつ薬による体重変動を赤裸々に語ってみるか・・・

 

まずはっきりさせておきたいのが、わいが小学校のときから子豚ちゃんの名を欲しいままにしてきた、子豚のエリートだということであります(怒り新党風)。

 

身長はそこそこ高くて167cmくらい。健康な時代の体重はずっと62〜65kgくらいでした。で、6年前に異国のサムウェアー県に移動することになり、初めての自炊生活に失敗して甘いものばかり欲するクッキーモンスターへと成長した結果、2年で66〜68kgくらいまで体重が増加した。ここまでOK?

 

 

 

 

この5年間で急激な体重変動が3回。

うつ期の減量(ー10kg)

約5年前に昼夜が逆転するタイプの睡眠障害にかかり*1、その1年後くらいにうつ病グレーから完全なうつ病に進化。このときにたった2ヶ月で体重が10kg減りました(68kgから58kgまで)。個人的には食べていないという意識はなく、数字を見たときは誰かが体重を盗んでいったのか???と思った。人生でダイエットをしたことがなかったので、あまりの変化に焦り、急いで大量の大学芋を作った思い出大学芋のイラスト

 

うつ初期には自覚がなかった食欲不振ですが、本格的に治療が始まった数ヶ月後には、明確に「あ、わい食欲不振や」という自覚が芽生えていました。外食はお金がかかるので基本的に自炊なんですが、どんな食品を思い浮かべても味が砂でしか想像できなかったから。今日は何食べたいかしら?ハンバーグ?パフェ?焼き魚とご飯?どれも頭の中で味がちゃんと想像できず「砂のような味がする気がする」って思うんですね。だから調理の意欲も食べる意欲もあまり湧かない。

 

健康を立て直すには食事は不可欠だという自覚はあった為、味のためではなく、あすけんダイエットの栄養グラフを満点に近づけるために食事をしていました。

www.asken.jp

1年ほど、体重は58kgのままで変動せず。意識的に食べるようにしていたので、減少に歯止めはかかったものの、増加することもなく。

 

 

 

ミルタザピン期:超増量(+15kg)

で、2年半前に睡眠障害の治療のためにミルタザピン(別名リフレックス)を飲み始めて*2たった1ヶ月かそこらで15kg太り、MAX74kgくらいになりました。ミルタザピンは体重増加の副作用が出やすいことでよく知られていて、私も例外なく当てはまっちゃった。とにかく寝ても覚めても、頭の中から「食べたい」という欲求が消えない。飢餓感に近いと思っていました。毎日10kg走るのが日課の武井壮の運動を全面禁止したみたいな感じか。「走りたい!体が鈍りそう!」の代わりに「食べたい!とにかく食べたい!」だった。ヨーグルトみたいな軽食も含めると、1日8食くらい食べていたかもしれません(この時期の摂取カロリーは2100〜2400kcalくらい)。

 

前わい未到の74kgは普通にショックを受けたけど、まぁ体調が悪すぎてあんまり気にもできなかった。

 

飢餓感という副作用は1ヶ月くらいで治りましたが、体重は下がりませんでした。正確には、そこから2年間「規則正しく、無理なく節制すること」で最大4kgくらいは減らせたのかな。毎日の食事内容の記録、あすけんの活用、お砂糖を控える等々。69kgくらいまでは痩せたけど、「痩せていること」が人生のプライオリティじゃないタイプなので(人生ずっと子豚だから経験ねーし)ストレスがあれば食べることもあるし、という感じで69kg〜71kgくらいの間を行ったり来たり。ちなみに、昔から食事量は多くないので一日の平均摂取カロリーは1500〜1800kcalの間くらい。ポテチとか食べた日だけ2100kcalくらい突破する感じ。

 

ミルタザピン卒薬期:謎の体重減少(ー6kg)

で、今年9月にミルタザピンを卒薬して、2ヶ月かそこらで6kg痩せました。今の体重がだいたい64kg。久しぶりに体脂肪率が20%代に!(いや、うつのときもそうだったのかな?当時の体重計には体脂肪率機能がなかったから)。非常に緩やかではありますが、まだ下がり続けています。食事内容は卒薬前となにひとつ変わらないので、多分ミルタザピンを止めたことだけが理由なんじゃないかな〜という自己分析です(もしかしたら最近ちょっと貧乏 金欠ぎみなことが理由で食事量が減ってるのかな?➡️あすけんも再開してみたけど、いや、ちゃんと食べてるっぽい。今までは週1くらいで食べてたポテチとかチーズケーキを止めたから?➡️この2年間のあいだにもっと厳しい砂糖制限してたときは6キロも痩せなかったし、こんな短期間で減らなかったな etc.etc.)。

 

結局、しぼんで、膨れて、しぼんで、ほとんど元どおりなんですわ。その都度心配してたのに、長期的な目線で見ると、結局元どおりなんかーい。

 

まぁ。うつになってからの5年は完全自炊生活だったにも関わらずそこそこ栄養のあるものを自分に与えられたし、ヨガや筋トレも始められたから、長期的にみたら健康を強化できた期間だったということにするか。

 

個人的な結論

うつやお薬で痩せたり太るときって、変化は静かに早くやってきた。気づかないうちに、そして非常に短期間に「ファッ!?」っていうくらい数字に変動があった。未だに体の仕組みがよくわからない。「食べたから太った」「食べなくなったから痩せた」という単純な仕組みでは説明がつかなさそうな体重増減の仕組みがありそうな感じ。

 

うつによる体重減少で悩んでおられる方は、先述のあすけんダイエットなぞを活用されて、味がどうでもよくても栄養バランスには気をつけられると良いのではないかなと思う。抗うつ薬による体重増加に悩んでおられる方は、(わいの場合は)一応節制することで多少体重は減ったよ〜、ってことと、本格的に体型を戻そうとされるならば卒薬してからの方が結果が出やすいのかもしれないな〜(お薬飲んでる限りは痩せ辛いメカニズムがあるのかもしれないな〜)という印象です。あくまで一個人の経験なので、一般化はできませんが。

 

ただ、わいは運動面をヨガとなかやまきんに君の「世界で一番浅いスクワットと背筋」しかしていないから、抗うつ薬による増量が運動でどう影響を受けるのかは、全然分からないです。もしかしたら運動はもうちょっと顕著に体重減少に貢献したり、というようなこともあるのかもしれない。

 

普通のダイエットって長い時間をかけて、努力して少しずつ変化が現れるもんだと思うけど(私のミルタザピン後の4kg減量もそうだった)、うつになって以来の体重増減は、本当にリアリティに欠ける変化だった話でした。 

 

 

 

*1:

 

*2: