色々やってみる日記

粘土フィギュアの製作ログ、うつや不安症の話、論文執筆やResearch Studentのあれこれについて。

石粉粘土(ニューファンド)で不死川玄弥のフィギュアを作る。

今日は現在進行形で作っている『鬼滅の刃』の不死川玄弥(しなずがわげんや)の製作メモ。

 

ご多分に洩れず、まーーーハマりました。鬼滅の刃。

 

昔、誰かが「漫画という新雪のゲレンデはほとんど手塚治虫に滑り降りられてしまって、アイスバーンしか残ってない」と言っていましたが*1、ジャンプで王道の少年漫画なのに、新雪のゲレンデを滑るところを見させてもらった感じ。設定が真新しいというより、吾峠先生のストーリー展開のテンポが独特だったのかなぁ。漫画をたくさん読んでこられた方なのか、あまり読まずに描いてきた方なのかがちょっと気になる。「漫画とはこういうもの」という先入観が強いと、こんなオリジナリティは出ないんじゃないかな、とか。

 

あとはキャラクター造形がちょっとないくらいすごかった!少年少女にも爆発的に人気が出たのは、キャラクターの魅力という要素が大きかったのでは。こんなにキャラクターに愛着が湧くのは、わいも久しぶりでした。2016年の『Yuri On Ice』も衝撃的だったけど、ジャンルがだいぶ違うしなあ。

 

 

ジョジョと一緒で、世界観の波に乗れるまではそれほど魅力を感じないかもしれない。柱が登場するまでは諦めずに読んでほしい。

  

 

 

不死川玄弥の製作過程

ツール紹介 

 

使用するのは毎度おなじみ、石粉粘土のニューファンド。空気乾燥でカチカチになる粘土で、形を作って固める → 余分な部分を削る → 足りないところに追加で盛るのサイクルで作っています。

 

わいの粘土フィギュア作りに最低限必要なのは、粘土ヘラ(わいは昔住んでたシェアハウスの冷蔵庫の裏から出てきた盗品を使用)、デザインナイフ(わいのはDAISO)、紙やすり(これもDAISO)の4つ。安く抑えれば、初期投資1000円で始められるえ。クオリティは知らないけれど、DAISOにも石粉粘土や樹脂粘土ありますお。

 

 

 *リンク先、お値段の変動があるようなので、底値をチェックしてみてね!

 

 

☝️のヘラは、造形師の大滝さんがツイッターで勧めていたもの。

 

 

 

では製作に入りますえ。

 

最初はレベルEのバカ王子を作ろうと顔をこねていたが、なんか違う。プニプニしてて、こしたてつひろっぽい。

 

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何か他のキャラ、と思って一番最初に思い浮かんだのが音柱の宇髄天元。シャーペンで顔を描いてみる。完全に乾いたニューファンドにはシャラシャラ書き込めますし、消しゴムもかけれます。

 

お、わい比で上手に書けたのでは。

 

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トレードマークのヘッドバンドと上半身の筋肉を盛り始めたところで‥‥

 

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宇髄さんに思い入れがなくて手が止まる。

 

 

そう、わいは別に音柱推しじゃないのだ。どっちかっていうと、わいが好きなのは伊之助と不死川兄弟‥‥。

 

 


国民の弟こと、不死川玄弥

 

 

 

というわけで、お顔を消して書き直し!

 

 

 

ポーズが一番悩みました。座らせたり立たせたりを繰り返した結果、あぐらに落ち着く。どっかで既視感あると思ったら、佐条を作った時のポーズに似てたわ。まぁええか‥‥。

 

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先に作っていた上半身と、追加した下半身が上手にくっつかない。一旦切り離して、爪楊枝で連結させる。上半身を作ってから1日くらいしか経ってなかったから中はまだ半乾きで柔らかく、爪楊枝がぶすっと刺さってくれました。玄弥はバラバラな状態だとちょっと胸が痛みませんか。

 

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猫が写り込んでいる。この時点で、「ねこじゃらしで猫と遊んでいる玄弥」を作ろうと決めていたようです。兄の実弥が犬におにぎりをあげる扉絵があったから、弟は猫。

 

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えらくメルヒェンですが、部屋に飾るものなので、あんまりかわいそうなシーンを切り取りたくないというわいのエゴが働いたご様子。

 

ここでアルミホイル登場。今回は芯材として使う代わりに、アルミを巻きつけてファンド節約を図る。

  

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マハラジャ感。 

 

そしてその上からニューファンドでカバー。

 

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お腹も同様に、腰回りをアルミホイルでボリュームアップ。なんか足が不自然に膨れているのは原作の服のシワを真似ようとして撃沈した結果。

 

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服を着せる。玄弥のチョッキ?羽織?の仕組みが分からず困惑。コスプレ衣装などを参考に作る。

 

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父に「上手に大仏作るなぁ」と褒められる。

 

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ここからは気になる部分の修正。一番気になったのは袖のシワ。原作のシワ描写がかなりボリューミーなのを真似したかったが、構造が分からずに断念する。前にアナスイを作ったときの課題点のひとつがシワだったので、自分でジャケットに袖を通してシワを観察しつつ作る。ただ、この隊服は学生服的なデザインなので、こんなに細かくシワがよるか謎。

 

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いっぺん紙ヤスリをかけてみる。i-conさんのアドバイスにしたがって、荒い100番でヤスってみた。粉が舞うのでマスクしてます。

 

手先もつけて、猫じゃらし的なサムシング(つまようじ)を握ってもらう。

 

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最後に残った右手。角度がおかしくて手先がつけられない。一度、肩のところと肘のところでぼっきり折って角度を付け直し。でき上がっているものを折るのは勇気が要るが、関節部分にファンドを足すことで何度でも作り直せるから大丈夫やで。

 

これにておおまかには完成!

 

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あと気になるところは (1) 後ろ髪の長さと毛束、(2)ズボンのシワ、(3)ズボンにかかっている羽織の裾の形と長さ、(4)袖のシワ、(5)靴、(6)猫。

 

でもわいによるわいのためだけの観賞用なので、キリの良いところでサーフェイサー塗布+着色に移ろうと思います。

 

 

*1:※ 調べてみると、どうやら『かってに改造』のセリフらしい。